牧師さんのノート11:
「上手に本を読める?PC君(2)」




 私は矢板ホーリネス教会の牧師、田中敏信です。
今回は、「上手に本を読める?PC君(2)」です。
私のために、パソコンが本を読んでくれるというお話の続きです。

 私のパソコンには、いつも、イメージスキャナと呼ばれる「光学読み取り装置」が接続されています。一般的に、このイメージスキャナという機械は写真や絵をパソコンの中に取り込む時に使われますね。
このイメージスキャナを使って、私は「読みたい本」をパソコンに「画像」として取り込みます。この「1ページ分の本の画像」を、「活字変換ソフト」を使って、パソコンの画面読み上げソフトが音声化出来る「文字」に変換します。
 面倒な作業をしないですむように、目の見えない人用に「活字読み取りソフト」が数種類開発されています。そして私も、その一つを使って本を読んでいるわけです。

 まず写真を見て下さい。
 下の写真は、スキャナ(光学読み取り装置)に、本をセットした所です。

イメージスキャナのガラス面の上に、開いて乗せられた本。開いた上体でB5サイズ。

 「あれっ。本が横向きですよ」
とおっしゃる方がおられるかもしれません。スキャナに詳しい方ですね。
大丈夫です。私が使っているソフトは、少しくらい傾いていても、横向きでも、逆さまにスキャナにセットしても、平気で対応してくれます。「逆さ置き原稿を朗読します」なんて教えてくれた後で、本を読み始めますよ。

 さあ。このくらいの本、見開きで2ページ分なら、20秒もしないうちに読み取りが終わります。
読み取った画面は、下のようになります。
私が使っているソフトは、読み取った画面の拡大機能もあります。見やすいように、ちょっと大きくします。

イメージスキャナで取り込んだ、本のページの画像。

 本の内容は、右の方に「旧約聖書」の1部分の抜粋。その後、私が書いた「エリヤという預言者」の紹介文が続きます。
スキャナでの読み込みが終わったら、1秒もしないうちに、本の読み上げが始まります。1分ではなくて、本当に1秒ですよ。
下のリンクを押してみて下さい。「読み上げ音声の録音」が聞こえます。
聞き取りやすいように、読み上げスピードを少し遅くして録音しました。また、長くなりそうでしたので、途中で録音を止めました。

パソコンが本を読む声の録音を聞く(55秒)

 どうですか。かなり正確に読み上げているでしょう。
 でも、3箇所間違えて読んでいます。
「エリヤ」という人の名前を「エリャ」と読んでいます。「ヤ」を、小さい「ャ」に間違えましたね。
 もう一つは、聖書の書名「列王紀上」という名前を「列玉紀上」と読み間違えています。「王」という文字を「玉」に、ですね。
これは、スキャナと読み取りソフトの性能が高過ぎて、「王」という漢字の中に紙のまだらな所を見つけ出して、「玉」と読み違えた・・かなあ、と思っています。

 それで、私のPC君の成績は?
およそ800文字の中で、3箇所の読み間違い。
ねっ。上手でしょう。

 続く

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